千葉大学公共研究センター

千葉大学公共研究センターの活動や、千葉大学公共学会の機関誌『公共研究』についてのお伝えしてます。https://pub-a.le.chiba-u.jp/

11/29 シンポジウム:「友愛政治の理念とその可能性―コミュニティをつなぐもの」

 来る11月29日(日)に、シンポジウム「友愛政治の理念とその可能性
-コミュニティをつなぐもの」(主催:千葉大学公共哲学センター、
千葉大学地球福祉研究センター、千葉大学公共研究センター)
を開催いたします。参加をご検討くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 今回のシンポジウムでは、平和や貧困、福祉、平和といった領域において
どのような問題が存在し、いかなる対策が必要とされるのか、6名の
講演者により議論が提起される予定です。グローバル化した危機に直面し、
求められる新しいコミュニティ構想のあり方とは何か。本シンポジウムでは、
その理念と実践について友愛政治の立場から議論・検討していきます。
ぜひお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。


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*転送歓迎*
◆シンポジウム:「友愛政治の理念とその可能性―コミュニティをつなぐもの」

◆開催趣旨:

 私たちは、公共哲学の新たな展開の一つとして〈友愛〉の理念に立脚した思想
が必要であると考え、3つのセンターにおいて、数年来、〈友愛〉の理念の可能
性とその政策的展開について検討してきました。〈友愛〉は、地域、国家、そ
してさらには地球といった様々なコミュニティにおいてその間をつなぐ精神原理に
発展することができるのではないでしょうか。

 本年9月、歴史的な政権交代が行われ鳩山新政権が誕生しました。
新首相が掲げる理念が〈友愛〉です。また、その直前には、「友愛の経済学」を
唱えた賀川豊彦ノーベル平和賞候補だったことも報道されました。そこで、
このシンポジウムでは〈友愛〉という理念の持つ意義を、グローバル、ナショナル、
ローカルといった多様なレベルで、環境・福祉・平和といった様々な主題に
関連づけながら議論し、そのビジョンと政策的可能性を明らかにすることを
ねらいとします。


◆日時:2009年11月29日(日) 10:00~18:00

◆場所:スター研修センター目黒3F 301号室
 東京都目黒区下目黒1-1-3
 アクセス:http://tkpmeguro.net/access/index.html
 JR山手線・都営三田線・東急目黒・東京メトロ南北線 
 目黒駅西口下車徒歩2分

◆参加:参加自由(予約不要)

◆プログラム
10:00-10:10 開会の挨拶

【第一部】(午前)
第1セッション:基調講演

10:10-10:50 小林正弥(千葉大学法経学部教授)
  「友愛政治の理念と可能性-地球的平和・環境・福祉」

10:50-11:30 鈴木寛(文部科学副大臣参議院議員
  「友愛と政治(仮題)」

11:30-12:30 パネル・ディスカッション


【第二部】(午後)
第2セッション:地球的平和と福祉

14:00-14:30 伴武澄(国際平和協会会長・共同通信社
  「賀川豊彦 協同組合と国際平和」

14:30-15:00 上村雄彦(横浜市立大学准教授)
  「地球福祉の実現と国際連帯税」

15:00-15:30 質疑応答


第3セッション:環境とスピリチュアリティ

15:45-16:15 倉阪秀史(千葉大学法経学部教授)
  「持続可能なコミュニティへ」

16:15-16:45 牧野聖修(倫理選挙特別委員長・衆議院議員
  「友愛政治の未来構想」

総括パネル・セッション
16:50-17:50 パネル討論と会場を交えた全体討論

             
◆主催:千葉大学人文社会科学研究科公共哲学センター
     /地球福祉研究センター/公共研究センター

◆協賛:地球平和公共ネットワーク

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 お問い合わせ先 千葉大学公共哲学センター

 (TEL/FAX:043-290-3028 / e-mail: info[at]public-philosophy.net

  
※上記内容は急遽変更になる可能性がございます。あらかじめご了承下さい。

※開催会場の定員が約80名ですので、人数が上回った場合には入れないことも
 ありえます。あらかじめご了承下さい。