千葉大学公共研究センター

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JAB環境ISO大会「持続可能な社会の実現に向けて-環境ISOの役割-」参加募集:伊藤佳世

2007年度 JAB環境ISO大会
「持続可能な社会の実現に向けて-環境ISOの役割-」参加募集

■開催趣旨■

 1996年に環境マネジメントシステム規格ISO 14001が発行されて以来、本協会は毎年「JAB/ISO 14001公開討論会」あるいは「JAB環境マネジメントシステム大会」を開催してきました。これらの公開討論会は、環境マネジメントシステム認証制度に関わる様々な立場の方々にご参画いただき、本制度のさらなる信頼性確保と有効性向上に向けての意見交換の場として、活用いただいております。

昨年度は、制度発足10年を総括し今後の発展を展望する大会を開催しました。環境ISOのこれからの10年のゴールとなる2015年に到達すべき姿を、「環境ISOビジョン2015」と名づけ、実現のために5つの提言を掲げました。この提言を受けて今年度は具体的な活動をJAB/ISO 14001研究会で開始し、本大会でその報告を行います。

 大会は特別講演と研究会報告及びパネルディスカッションで構成されます。特別講演は、経済産業省「温暖化問題と環境管理、制度への期待」(仮題)と環境省「21世紀に向けての環境政策」(仮題)を予定しています。本特別講演で、持続可能な社会の実現に向けて日常生活や事業活動において我々が何をなすべきか、また環境ISOの役割について参加者の認識を合わせていきます。続く研究会報告は、産業界、学識経験者、行政、制度の利用者など各ステークホルダーで構成された3つのワーキンググループにおける討議結果と提言を報告するものです。大会の最後には、パネルディスカッションを実施します。会場の参加者とWG報告者を交えて多角的な意見交換を行い、今後の環境保全・改善に向けた活動についての議論を行います。

 これらの講演・報告・議論を通して、現在の組織活動の見直しや改善につなげると共に、参加者へ地球環境保全に関する情報を提供し、持続可能な社会の実現に役立てることを狙いとしています。

 持続可能な社会の実現に関心をお持ちの方々の、ご参加をお待ちしております。

■日時■ 2008年 2月15日(金)10:30~17:00
■会場■ 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
■参加料金■ 一名10,000円(テキスト1冊、消費税を含む)

13:20~13:50 研究会報告「EMSの普及促進のために」
ならびに
パネルディスカッション「持続可能な社会の実現に向けて-環境ISOの役割-」
に本COEのフェロー伊藤佳世が参加をします。

参加申込、詳細は
http://www.jab.or.jp/news/2007/071203_0.html